猫の里から

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黒猫クのクリスマス ~愛と勇気の大冒険

ウチのクは、ちょっぴり臆病なビビリ屋さんです。
クが一番こわいのは、玄関のチャイム。
「ピンポーン」とチャイムが鳴ると、慌ててコタツへ逃げちゃいます。(^_^;)

8ku.jpg


linxmas.jpg

(ここからは、フィクションです。
 頭の中のBGMは、「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」。(^_^;)

そんな黒猫クへ、神様は、
「ワシからのクリスマスプレゼントじゃ。さあ、その宝物を探してきなさい」
と、一枚の地図をお渡しになりました。

黒猫クが地図を覗き込むと、そこには、道順のポイントごとに、聖書の言葉が書いてありました。

「なんだろう」と思いながらも、黒猫クは、宝探しの旅に出かけました。

    

最初に着いた街では、体が大きくてとても強そうな野良猫たちが
縄張り争いでケンカしたり、マタタビを食べて酔っ払っている猫もいます。
それに、トイレも砂をかけずに使っていて、ひどい悪臭もしていました。

そんな街の様子を見たクは、ビビりました。
「ボクは、ケンカしたくないなあ。引き返そうかなあ」


地図を開くと、この街が第一チェックポイントになっていて、
イザヤ41章10節の一文が書かれていました。

『恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしはあなたの神』

クは考えました。
「そうだ、神様がついていてくれる。怖いと思うから怖いんだ。神様と一緒なら怖くない」

そこでクは、勇気を出して街の中へ足を踏み入れました。
強そうな野良猫たちが、ジロジロと視線を飛ばしてきます。

でもクは、目を合わせないようにしながらも、
堂々と胸を張り、ゆっくりと、大きく歩を進めました。

やがて街の外へ出たクは、ホッと息をつきました。
いままでのクなら、引き返していたに違いありません。

「よし、前へ進もう。きっと、宝物を手に入れるんだ」

    

次にたどり着いた街は、巨大な城塞のようでした。
街ぜんたいが高い壁で囲われ、入り口の門は大きくて重そうな鉄の扉で、固く閉じられています。

頑丈そうな扉を見上げ、クはビビリました。
「ボクの力じゃ扉を開けられないよ。引き返そうかなあ」

クは地図を開きました。
この城塞のような街が、間違いなく、第二チェックポイントです。
この街を通り抜ける以外に、先へ進む道はありません。

クは、地図に書いてあるマタイ7章7節を読みました。

『求めよ。されば与えられん。捜せよ。されば見つからん。たたけよ。されば開かれん。だれであれ、求める者は受け、さがす者は見つけ、たたく者には開かれる』

クは門の前に進み出て、大きく深呼吸をし、意を決して扉をたたきました。
すると、どうでしょう。ゆっくりと扉が開き、街に入ることが出来たのです。

クは無事に、その城塞の街を通り抜け、先へ進むことが出来ました。

    

クは、少し疲れてきました。空はもうすっかり夕焼けに染まっています。
「お腹すいちゃったなあ。引き返そうかなあ」

そこで、ちょうど目の前にある大きな月桂樹を見ながら地図を広げると、
月桂樹の絵の横に、マタイ11章28節が添えられていました。

『すべての疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたを休ませてあげます』


クが、月桂樹の枝によじ登ると、そこにはカリカリの実がなっていました。
クはその実を食べ、ぐっすりと木の上で眠りました。

    

翌朝、目が覚めたクが、枝の上を歩いて降りようとすると、
枝の途中に、見知らぬ三毛猫が丸くなっていました。

枝の太さは、猫一匹分の幅しかありません。

今まで一度も女の子に声をかけたことがない、シャイなクはビビリました。
でも、昨日の出来事を思い出し、勇気を出して話しかけてみたのです。

「こんにちは、三毛猫さん。そこを通してくれませんか?」

すると三毛猫は、クに訊ねてきました。
「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか?」

「ニャんと???」
クは、わけが分からなくて、思わず地図を開きました。

そこには、イエスキリストと律法学者の問答を記録したマルコ12章28節が書いてありました。律法学者はイエスキリストに「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか?」と尋ねたそうです。その時にキリストは、このように答えました。

『あなたの隣人を愛せ』

クは、その通りに答えました。すると三毛猫は、

「私は捨てられた猫。飼い主から愛を奪われた猫。
私に愛をくれるなら、あなたの言うとおりにします」
そう言って、道を譲ってくれました。

クは三毛猫に、
「ずっと一緒にいるよ」と約束し、仲良く旅を続けました。

    

最後のゴールの街には、大きな門がありました。
クが地図を広げてみると、そこにはマタイ7章13節が書いてありました。

『狭き門より入れ。
滅びに至る門は大きく、その道は広い。そこからはいって行く者は滅びる。
命に至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者は稀(まれ)』


そこでクは、別の小さな門を探しました。
すると、猫だけが通り抜けられる小さな門を見つけたのです。
クと三毛猫は、その小さな門から入りました。

そこには、約束の宝箱がありました。
クが宝箱に近づくと、どこからともなく神様が現れました。

「よくぞ辿りついた。では、宝物を受け取りなさい」

クは、首を振って、こう言いました。

「神様。ボクはもう、宝物を手に入れました」

「ほう?それは何かの?」

「勇気です。
これまでのボクだったら、ここまで辿りつく勇気など無かったことでしょう。
しかし、こうして辿りついたおかげで、勇気という、一生なくすことのない大事な宝物を手に入れることが出来ました」

神様は満足気にうなづき、こうおっしゃいました。
「では、もうひとつのプレゼントが分かるかい?」

そして、ルカ6章27節を読み上げました。

『あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行ないなさい。
あなたを呪う者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい』


三毛猫が「ニャ」っと手をあげました。「愛ですね?」

神様は、「そうだよ」と、にっこり微笑みました。

「さあ、今日はクリスマス。キミたちを待っている夫婦がいる。早くお家に帰りなさい」

    

黒猫クは、三毛猫を連れて夫婦のもとへ帰りました。
その三毛猫は、三毛猫ミと名づけれられ、黒猫クと一緒にずーっと仲良く幸せに暮らしましたとさ。
Copyright(C) 2006 otto&tu-, All Rights Reserved. (^_^;)

ずっと一緒にいるよ…。 itiban.jpg


| 黒猫クのクリスマス | 14:03 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

意外でした…クちゃん怖がりさんだったのですか?
なんとなく、とっても堂々としてるのかなって勝手に思ってましたよ~。
つーさん、お話を作るのお上手ですね。
なんだかいつもすごく引き込まれますよ。
こんな出来事が世良にもあったら、ちょっとは度胸がつくかしら、と思いながら読みました(笑)。
あの子は地図を持ってても引き返しそうだけど(笑)。

| みか@猫大好き | 2006/12/14 14:57 | URL | ≫ EDIT

神様...を つーさんに置き換えるとぴったんこですね(⌒~⌒)ニンマリ
福音書に導かれてクちゃんは勇気を得たんですね。
愛と勇気って大切だけどなかなか手に入らないけど
クちゃんは頑張って ミちゃんと出会ったぁ~♪
つーさんの隠れた才能に脱帽(^▽^)

| パン粉 | 2006/12/14 17:54 | URL | ≫ EDIT

コメントありがとうございます @ つー


>みかさんへ
ウチのク、ホントにビビリ屋さんなんですよ。(^_^;)
みかさんチの世良くんは、優しいみかさんの愛情いっぱいで、
いつもノビノビしてて、見ていてホンワカしてます。
ライバルはおにーちゃんだけですよね。(^m^*)

>パン粉さんへ
いえ、いえ、神様だなんて…。(^_^;)
このごろのクは、すっかり勇気(?)を得て、
前にもまして、ドッタンバッタン暴れまわってますが…。(^_^;)

| つー | 2006/12/15 21:33 | URL | ≫ EDIT















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